【初心者向け】暗号資産(仮想通貨)の入金・出金方法等
今回は、初心者に向けて暗号資産(仮想通貨)の入金・出金方法をお伝えしていきます。それほど難しくありませんので、流れを理解していただければすぐにあなたの取引所で入金・出金が可能です。
取引所に入金→暗号資産(仮想通貨)を買う→円にもう一度換金→出金する
この流れのうち、入金と出金は最初と最後になる重要な手順です。
- 入金はクイック入金と随時入金とコンビニ入金の3つ!
暗号資産(仮想通貨)の入金は、クイック入金と、随時入金と、コンビニ入金の3つがあります。それぞれ順番に確認していきます。
クイック入金
クイック入金は、銀行の振込時間(9時から15時)以内でも、以外でも、即座に残高へ入金が反映される仕組みとなります。つまり、振込実行をした直後に、取引所の日本円が反映され、その場でビットコイン他の暗号資産(仮想通貨)が買えるようになります。
クイック入金は、主にネットバンクが対象です。住信SBIネット銀行、ジャパンネット銀行、楽天銀行(旧:イーバンク銀行)など、支店も店舗も通帳すらも持たないネット系銀行であれば、素早く入金できるのです。もちろん、入金後の残高もリアルタイム反映です。
また、ネット銀行なので、取引所が指定する口座と同じ銀行・支店であれば、振込手数料もかからないという大きな魅力があります。
随時入金
随時入金は、通常の銀行が空いていて振込時間に該当する間に、振り込んだ資金が反映されます。少しだけ反映が遅れますが、営業時間内なら30分程度で残高がわかるようになります。
随時入金の場合は、取引所指定の銀行と支店が、お持ちの銀行とたまたま同一でない限りは、多少なりとも振込手数料がかかってしまいます。
コンビニ入金
さらに、暗号資産(仮想通貨)の取引所の入金で特徴的なのが、コンビニ入金が可能である点です。コンビニの大手なら、どこでも窓口払で入金できます。
コンビニ入金には、スマホを使います。取引所にログインしてメニューからクイック入金を選ぶと、金額をいれる欄がでますので、そこに金額を入れて、QRコードかもしくはナンバーを手に入れます。
その後、ローソンならロッピー、ファミリーマートならファミポートなどがあるので、そちらのQRコード読み取り機で読み取るか、ナンバーを入力して、チケットを発行します。チケットを取り出したら、30分以内にレジに持っていって、代金を払います。
これでは、本人確認がザルではないかと思われるかもしれませんが、QRコードは本人のスマホでないと表示できませんので、QRコード周りで個人認証が済んでいる形となります。
コンビニ入金が、取引所の日本円残高に反映されるタイミングは、コンビニで支払ってから30分程度です。もしかしたら銀行振込より素早い可能性があります。ただし、各社300円前後のコンビニ入金手数料を一緒に支払わなければなりませんので注意してください。
- 暗号資産(仮想通貨)の出金方法
では反対に、入れたお金や取引で得た利益を出金する方法をみていきます。
暗号資産(仮想通貨)はそのままではなかなか利用用途がありません。中にはビットコインで支払える店もありますが、都内の本当に限られた店だけです。よって、投資によって得た利益を具体的なものにしようと思ったら、日本円に換金して、銀行口座に出金する他ありません。
銀行口座に出金
やり方としては、銀行口座に出金、のみです。
入金時のように、クイック出金もなければ、コンビニで現金を受け取るなんてこともできません。ただでさえ仕組み上、追跡が困難で、ロールバック(振込の取り消し)がきかない暗号資産(仮想通貨)という関係上、早く出金したり、コンビニで出金なんてものはできないのです。それをゆるすと、とたんにアングラマネーの温床になってしまうからです。
よって、銀行口座に出金するという方法だけなのですが、こちらは名義があっていればスムーズに出金できます。出金手数料がかかる場合もありますが、大抵は無料で出金させてくれます。慣れてきたら、出金手数料がかからない取引所に、コインを送金してから円に戻し、出金…という方法も取れてしまいますね。
- 暗号資産(仮想通貨)の入出金を覚えよう
暗号資産(仮想通貨)を売ったり買ったり、もしくはガチホ(ずっと持っておくこと)したり。暗号資産(仮想通貨)は、値上がっていくコインのチャートとともに、夢が描けます。お金が倍になったらどうしよう、2倍になったら、10倍に…どこまで騰がるかは未知数ですが、それでも楽しく取引していけることは間違いありません。
もし怖いなら、少しだけ、本当に少しだけ買えばいいのです。暗号資産を持っているのと持っていないのとでは、経済や相場の見方も異なります。もちろん、持っている方がより強くコミットしながら楽しめるのです。
そのときに、入出金は欠かせないので、ぜひやり方を覚えてください。また、トレードは24時間365日眠らない市場ですが、入出金は銀行の営業時間が大いに関係あることは、頭の片隅に覚えておいていただけると、急な収入もしくは支出があったときにも、安心です。