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【初心者向け】今更聞けない暗号資産(仮想通貨)とは?

「暗号資産(仮想通貨)って、どんなものなんだろう?」名前のニュアンスから、何となくイメージはつくものの、具体的にどういうものだか分からないという方も多いのではないでしょうか。

これから投資することを検討しているなら、暗号資産(仮想通貨)がどういったものなのか、しっかり理解しておきたいところです。

そこで今回は、暗号資産(仮想通貨)とはどんなもので、どのような活用方法やリスクがあるのかについて、解説していきます。

暗号資産(仮想通貨)とは?4つの特徴を紹介

暗号資産(仮想通貨)とは、主に以下4つの特徴を持つ通貨です。

  • 実体を持たず、データ上にのみ存在する
  • 法定通貨との交換や、代金の支払いができる
  • ネットを介して、世界各国で使用できる
  • 必ずしも管理主体が存在しない

暗号資産(仮想通貨)は、円やドルなどの法定通貨と違って、実体を持たず、データ上にのみ存在するデジタル通貨です。
そういう意味では、ゲーム内の通貨に似ていると言えるでしょう。

ゲーム内の通貨と違うのは、法定通貨と交換したり、商品やサービスの代金の支払いに使ったりできることです。
さらに、暗号資産(仮想通貨)はネットを介して、世界各国で使用できます。

また、多くの暗号資産(仮想通貨)には、法定通貨と違って、国などの特定の管理主体が存在しません。
不特定多数の有志のメンバーたちによって、管理されているのです。

すべての取引記録は、世界中のネットワークの参加者たちからチェックされているため、不正があっても、すぐに発覚します。
データは高度な暗号技術を用いて管理されており、取引の偽造や二重払いなどもできない仕様になっています。

つまり、特定の管理主体がなくても、安全性の高い取引ができる通貨なのです。

暗号資産(仮想通貨)の3つのメリットと活用方法

暗号資産(仮想通貨)には、主に以下3つのメリット(活用方法)があります。

  • 【投資】大きく儲けることも可能
  • 【決済】海外のお店でも使用できる
  • 【送金】安価かつ高速に国際送金ができる

ここでは、それぞれのメリットと活用方法について説明していきます。

【投資】大きく儲けることも可能

暗号資産(仮想通貨)は、円などの法定通貨で購入でき、株やFXのような投資対象として使用できます。
つまり、価格が安いときに購入して、高いときに売却することで、その差益を得られるのです。

投資対象としての暗号資産(仮想通貨)の特徴の1つとして、価格の変動幅が大きいことがあげられます。
例えば、ビットコイン(BTC)の2020年5月17日の価格は、1BTCあたり55万円程度でした。
しかし、同年の11月2日時点での価格は、1BTCあたり約145万円となっています。

5月17日に購入した1BTCを、11月2日に売却すれば、90万円もの儲けになります。
(通貨は「0.1BTC」や「0.01BTC」など、小数点単位でも購入可能です)

2017年にはビットコイン(BTC)の暴騰が起こり、「億り人」と呼ばれる、1億円を稼ぐ人たちもたくさん出てきました。

【決済】海外のお店でも使用できる

ビットコイン(BTC)は、一部の実店舗やネットショップなどで、支払いに使えます。
2020年時点では、ビックカメラやメガネスーパー、DMM.comなどがビットコイン決済に対応しています。

注目すべきは、日本だけでなく、海外にもビットコイン決済ができるお店があるということ。
将来的に、暗号資産(仮想通貨)での支払いが一般的になれば、海外に行ったとき、円を現地の通貨に両替する必要がなくなります。

【送金】安価かつ高速に国際送金ができる

日本から海外にお金を送る際、送り先によっては、海外の複数の銀行をいくつも経由しなければなりません。
これでは、お金が相手に届くまでに時間がかかるうえ、数千円単位の手数料もかかります。

その点、暗号資産(仮想通貨)なら、世界のどこへでも、インターネットを介して、送金を安価かつ迅速に完了できます。

送金は、金額を入力して、相手の「ウォレットアドレス」に送信するだけで完了。手数料も、数百円程度しかかかりません。

暗号資産(仮想通貨)の2つのリスク

投資対象として優れており、利便性も高い暗号資産(仮想通貨)ですが、これには以下2つのリスクもあります。

  • 価格変動が大きく損をするリスクもある
  • ハッキングによる流出や盗難のリスクもある

ここでは、それぞれのリスクについて説明していきます。

価格変動が大きく損をするリスクもある

暗号資産(仮想通貨)の特徴である、価格の変動幅の大きさは、暴落するという大きなリスクもはらんでいます。
暗号資産(仮想通貨)は、ハイリスクハイリターンの投資だと言えるでしょう。

ハッキングによる流出や盗難のリスクもある

暗号資産(仮想通貨)は、取引所に預けるのが一般的です。
しかし、預け先の取引所のセキュリティが甘ければ、外部犯のハッキングによって、保有する通貨が盗まれてしまう危険があります。

有効な対策は、暗号資産(仮想通貨)を自分で管理することです。
オンラインで管理されている「ウォレット(通貨の保管場所)」は、ハッキングの被害にあう危険があります。

しかし、USBなど、オフラインのウォレットに保管しておけば、ハッキングによる盗難の被害にあう心配はありません。

代表的な暗号資産(仮想通貨)の種類

暗号資産(仮想通貨)の種類は、全部で2,000種類以上とも言われており、それぞれ特徴や価値が異なります。
代表的な暗号資産(仮想通貨)は、以下の4つです。

  • ビットコイン(BTC)
  • イーサリアム(ETH)
  • テザー(USDT)
  • リップル(XRP)

ビットコイン(BTC)は、最初に生まれた暗号資産(仮想通貨)で、時価総額もすべての通貨の中で最も高くなっています。

「イーサリアム(ETH)」は、時価総額ナンバー2の暗号資産(仮想通貨)で、契約を自動で完了できる「スマートコントラクト」の機能を有しています。

「テザー(USDT)」は、時価総額ナンバー3の暗号資産(仮想通貨)で、価値が米ドルと連動している「ステーブルコイン(価格が安定した通貨)」です。

「リップル(XRP)」は、時価総額ナンバー4の暗号資産(仮想通貨)で、決済システムに特化しているのが特徴です。

ビットコイン(BTC)が決済完了までに10分程度かかるのに対し、リップル(XRP)は4秒ほどで決済が完了します。

暗号資産(仮想通貨)の始め方は?まずは取引所に登録

暗号資産(仮想通貨)は、取引所に登録して、アカウントを作成することで始められます。

取引所には、パソコンやスマホから、オンラインで登録できます。

アカウント作成後は、取引所に日本円を入金することで、暗号資産(仮想通貨)を購入可能です。

いきなり大金を使わず、まずは少額から、暗号資産(仮想通貨)を購入してみましょう。

まとめ

2017年、ビットコイン(BTC)が大暴騰したことで、暗号資産(仮想通貨)は一大ブームとなりました。

その頃と比べると、最近は話題にあがることも少なくなり、暗号資産(仮想通貨)はオワコンだと囁く人もいます。

しかし、現在のビットコイン(BTC)の価格を見れば、この認識が誤りであることが分かるはずです。

今からでも、暗号資産(仮想通貨)は十分に儲けを出すことが期待できる投資対象なので、気になる方は、まずは取引所に登録することから始めてみましょう。

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